いまここを作っている理由

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いまここを作っている理由

ゲシュタルトアソシエイツという勉強会に参加するようになって、もう10年くらいになる。

最初は一参加者として関わっていたが、続けているうちに、少しずつ運営まわりのことにも関わるようになった。といっても、何か大きな役職を持っているというより、必要なことを、それぞれができる範囲で手伝っている、という感覚に近い。

自分の場合は、仕事柄もあって、ITまわりの相談やWebサイト、情報整理のようなところを手伝うことが増えていった。

ドメインとホームページの問題

最近になって、以前利用していたドメインの更新に失敗していたことが分かり、そのドメインが使えなくなっていることが判明した。

しばらくの間は、独自ドメインのホームページを持たず、Facebookページを中心に情報を出していた。短期的にはそれでもなんとかなるが、やはりFacebookページをランディングページとして使うのは、少し見づらく、使いづらい。

初めて見る人にとって、何をしている団体なのか、いつ参加できるのか、どのコースがあるのか、どこから申し込めばよいのかが、少し分かりにくい。

関係者の間でも、少なくともランディングページくらいは独自ドメインで用意したい、という認識があった。

そこで、2026年度の募集要項PDFをもとに、生成AIを使ってランディングページのたたき台を作ってみた。試してみると、思ったよりもかなり良いところまで作れることが分かった。

あわせて、従来使っていたドメイン名に近い別ドメインも取得できそうだったため、まずは小さく作り直す方向で進めることにした。

ホームページ更新の難しさ

ただ、ホームページを作ればそれで終わり、というわけではない。

ゲシュタルトアソシエイツでは、1年間のスケジュールはある程度決まっている。一方で、会場が未定だったり、直近数か月より先のイベント内容がまだ固まっていなかったりすることも多い。

つまり、情報は少しずつ変わっていく。

そのたびに、誰かが手作業でホームページを更新し続ける必要がある。しかも、その更新作業を自分が毎回引き受けるとなると、長く続けるには少し重い。

できれば、イベント情報は一か所で管理し、その情報を必要な場所に表示できるようにしたい。

このあたりから、単なるランディングページではなく、イベント情報を管理する仕組みそのものを考え始めた。

ゲシュタルト療法のイベントを探す人の課題

ゲシュタルト療法のイベント情報を探している人は、意外と多い。

たとえば、どこかの団体でベーシックコースやアドバンスコースを終えた後、継続して学ぶ場を探している人がいる。定期的に参加できる場、単発で参加できるワークショップ、比較的参加しやすい価格のイベントを探している人もいる。

ところが、そうした情報はあちこちに分散している。

学会のイベントページもあるが、すべての情報が網羅されているわけではない。各団体のWebサイトやFacebookページ、個人の告知などを見に行かないと分からない情報も多い。

特に、初めて参加する人にとっては、日程、場所、講師、価格、対象者、単発参加の可否などを比較するのが難しい。

自分自身も、情報を探す側、運営を少し手伝う側の両方の立場から、この不便さを感じていた。

団体横断のイベント一覧を作る

そこで、ゲシュタルト療法のイベント情報を、団体横断で検索できるサイトを作ることにした。

それが「いまここ」だ。

まずは、イベント情報を整理するためのデータベースを設計した。日付、タイトル、主催団体、会場、価格、対象者、内容、申込先などを、できるだけ一覧しやすい形で持てるようにした。

このサイト側をイベント情報の管理元として更新し、その内容を受け取って、ゲシュタルトアソシエイツのホームページ側にも表示できるようにすれば、情報更新の手間を減らせる。

つまり、「いまここ」は単なる外部向けイベント検索サイトであると同時に、団体側にとっても情報管理の仕組みになり得る。

まずは小さく始める

現時点では、ゲシュタルトアソシエイツ以外のイベント情報は手動で集めている。

ただ、将来的には生成AIを使って情報収集を補助したり、主催者自身が直接イベント情報を入力できるようにしたりすることも考えている。

もちろん、最初から大きな仕組みにする必要はない。

まずは、参加したい人がイベントを見つけやすくなること。
運営側が情報を更新しやすくなること。
そして、分散している情報を少しずつ整理していけること。

そのくらいの小さな目的から始めている。

「いまここ」という名前は、ゲシュタルト療法で大切にされる “Here and Now”、「いま、ここ」という考え方から取っている。イベントを探す人にとっても、いま参加できる場に出会える入口になれば、ちょうどよい名前かなと思った。

このサイトが、ゲシュタルト療法に関心を持ち始めた人や、学びを続ける場所を探している人にとって、小さな入口になればよいと思っている。

情報が整理されているだけで、参加のハードルは少し下がる。

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